〔098〕霧島山 (1,700m)
2002年05月04日(当時52歳)
  昨日、開聞岳から移動して ”えびの高原”で車中泊をする。
6時半、登山開始、今日も天気は悪く山頂一帯はガスで覆われている、山麓はキシマツツジが咲き誇り、沢は苔むして日本庭園の風情がある。

  直ぐに火山礫のガレバとなり滑り易い、周りには樹木がなく晴れていればえびの高原の景観が楽しめたと思う。
火口の周りを歩き、1時間10分で山頂である韓国岳に着く。

  ガスが濃くなり体に水滴が付き始める、ガスで何も見えないのでここも直ぐに山を降りる。降りるに従い舐めた格好の登山者がドンドン登ってくる、多分、えびの高原に観光に来てついでに登ろうとしている感じ。息子も舐めた格好で百名山に挑戦中であり、運動靴を止めない。

  下り終えて硫黄山に行き、火口跡の殺伐とした散策道を歩く。

下山後は本日2つ目の山となる ”祖母山”に移動する。

えびの高原からの登り口、左へ行けは ”硫黄山”になる。
”硫黄山”へは下山後に行くことにする。
登口から山頂方面を見るがガスが一面に掛かっている。
山麓にはキリシマツツジが咲き誇り、火山性の山には思えなかった。
火山礫の道を1時間10分にて ”韓国岳”(1,700m)に着く。
山頂一帯は濃いガスに覆われまったく何も見えなかった。
山頂に居てもしょうがないので直ぐに下山する。
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宮崎県えびの市


'02年度の九州遠征
05/03 05/04 05/04 05/05
開聞岳 霧島山 祖母山 九住山
登山口には小さな駐車場しか無く、あぶれた車は道路沿いに
停めている。 ここは硫黄山観光の駐車場も兼ねていた。
キリシマツツジの低潅木帯からガレ場の登りに入っていく。
火口壁が近付いてくると山頂を覆っているガスが濃くなって来た。
祖母山に移動する
  えびののインターから九州道に乗り祖母山へ向かう。 インターを松橋で降りるはずが行き過ぎてしまい、御船で降りる。 国道445号線を走り、矢部町で国道218号線に入り、清和村から265号線に入る。 清和村の道の駅で昼飯にしようと思ったが、何かのイベントで人が一杯で注文も取りにこないので、止めにして高森町から高千穂方面に向かう。 この道は昔、自転車旅行をした時、阿蘓山から延岡へホコリに苦労しながら降りた懐かしい道であるが面影は全然ない。
日本百名山』 ピークハントとしては達成したが、濃いガスで山頂からの展望は得られなかった。
最高峰は韓国岳
きりしまやま
深田久弥著の「日本百名山」から
  高千穂に登るまでに、私はただ一人で、霧島山群の韓国岳、獅子戸岳、大幡山、新燃岳、中岳へ登って、
それぞれの頂上から倦くほど高千穂の美しい峰を眺めた。 そして最後に新湯という鄙びた温泉で一夜を
あかして、翌朝、高千穂峰に向った。
”韓国岳”を下山後に ”硫黄山”を散策した。
登山道を少し登れば ”不動池”の一部と ”硫黄山”の全貌が見ることが出来た。
同じく ”えびの高原”の観光地を見る。
見事な台形の ”甑岳”(1,301m)を見る。
登山口まで戻り ”硫黄山”を散策する。
火口跡に見える ”硫黄山”の全景。 一部では噴気も出ていた。
火口壁の一部からは少しであるが水蒸気の噴気が出ていた。
火口跡の全体が ”硫黄山”であろうが、山頂は岩の上となるのか?
2024年1月19日改定